製品ラインナップ
口腔内スキャナー
Primescan DI
口腔内スキャナー「Primescan DI」は、新たなテクノロジーを搭載し、スピード、操作性、正確さにより、より精度の高い結果を得ることが可能です。
院内のワークフロー、およびラボや外注先パートナーとの連携フローをより簡単に、迅速に実現します。補綴、インプラント、矯正など、様々な分野においても、多くのベネフィットをもたらします。
CEREC Primescan
妥協を許さぬ結果を得るための優れた選択です。CEREC Primescanは、スキャンから院内加工まで、又はデジタルラボと一緒に効率的なデジタルワークフローを実現します。
CEREC Omnicam
パウダーフリースキャン、抜群の操作性と自然な色彩で高精度な3D(全顎)スキャン。
CEREC Omnicamは、設計がスマートで軽量なため自然に手になじみ、直観的で、エルゴノミクスに基づいたスキャンを可能にします。さらに、CEREC Omnicamでは、スキャンした歯牙の色をCERECソフトウェアが測定、さらに、アライナーを用いた治療にまで治療を拡げることもできます。CEREC Omnicamは、マルチな特性を持ち、チェアサイドCAD/CAMを始める上で必要なもの提供することができます。
チェアサイド加工機
CEREC Primemill
チェアサイド用加工機「CEREC Primemill」は当社従来機に比べ、ジルコニアクラウン切削時間を40%短縮。新たな加工プログラムが実現する高いマージン追従性を持ち、ドライまたはウェットミリングによるジルコニア、ガラスおよびハイブリッドセラミックのウェットグラインディングなど、あらゆる加工オプションから選択可能です。
CEREC MC X
最大40mmのブロックサイズまで使用でき、インレー・アンレー・クラウン・ベニアだけでなく、ブリッジ・アバットメント・サージカルガイドのミリング/グラインディングも可能です。CEREC MC Xでは、高精度で迅速なグラインディングが可能です。
焼成炉
SpeedFire
ワンビジットジルコニアを実現します。 CEREC SpeedFireは、チェアサイドのコンパクトなシンタリングファーネスであり、通常、10~15分でクラウンのシンタリングが可能です。チェアサイド治療でも使用できることがフルカントゥアジルコニアの利点です。
マテリアル
CERECシステムで製作されたあらゆるセラミック修復物は、臨床現場において検証されています。品質や被削性について最高水準の基準を満たすため、当社は、設計ソフトウェアおよびCERECミリングやグラインディングユニットに合う高性能な材料やアクセサリの開発を続けています。
CEREC History
セレックの歴史とコンセプト
1985年に初めてのチェアサイド修復として臨床応用されたCERECシステムは2020年で35周年を迎えました。CERECとはCeramic REConstructionまたはChairside Economic Restoration Esthetic Ceramicの略称で、チューリッヒ大学のメルマン教授らがコンポジットレジンの代わりに大きなメガフィラーであるセラミックのブロック体を使用することで重合収縮を最小限に抑えられると提唱した修復方法です。これによりチェアサイドにて口腔内情報をデジタル化する歴史の幕が上がりました。現在では、OVT(OneVisitTreatmemt)と呼ばれ1回の通院で治療が完結するチェアサイドCAD/CAMシステムが確立されています。
バイオジェネリックとは
OVTを語る上で重要な役割を担っているのがCAD(Computer-aided Design)ソフトのバイオジェネリックです。複雑で近寄りがたいイメージのある歯冠イメージですが、残存歯の特徴分析から元々の形態を予測し短時間での設計提案をワンクリックで実現してくれます。現在では、スキャニングされた顎全体から咬合面だけでなく歯冠全体を構築する機構へと進化を遂げています。
現在のCEREC
2000年を機にCADとCAMが分離したシステムとなりました。2019年に発売された革新的な口腔内スキャナー「CEREC Primescan」により補綴だけでなく、インプラント、アライナー矯正など様々なワークフローへの活用が可能です。また、2020年に発売された加工機「CEREC Primemill」では、短時間でのジルコニア修復物の加工をはじめ、優れた製造精度や高いマージン追随性を実現します。これらに加え、デザインソフトウエア「CERECソフトウェア ver.5.0」、そして、ファーネス「CEREC SpeedFire」をラインナップした現在のCERECシステムは、OVTをさらなる高みへと導きます。
Primescanのハイジーンコンセプト
スキャン品質を維持しながら常に最適な感染管理を行うことができるよう開発された口腔内スキャナーです。
- 汚すことなく、快適なデジタル印象を実現
- 包括的な衛生コンセプトとスリーブの選択
- スキャンウィンドウを完全に閉じ、スキャン中の液体の浸入を防止
- 洗浄しやすい滑らかな表面を持つモダンなハードウェアデザイン
- タッチインターフェースにより、従来のキーボードと比較して高い衛生基準を実現
- 患者の周辺での使用が認められた医療機器
ハイジーンに配慮したスリーブを選択可能
サファイアガラスウィンドウ付きステンレス製スリーブ (複数回使用可能)
- 最も簡単でコスト効率の高い再処理方法である拭き取り消毒が可能
- 乾熱滅菌と高レベル消毒が可能
ディスポーザブルスリーブ (単回使用)
- クロスコンタミネーションのリスクを軽減し、高いハイジーン基準を満たす選択肢
- 使用方法は簡単:スキャナーの再キャリブレーションなしでスチール製からディスポーザブルに切り替え可能
- 追加のスリーブは別途購入可能